2013年6月16日
プロジェクトいとうかなこ
映画と漫画の違いについて。
もちろんモノによってなぜそのメディアでなければならなかったのか、 理由はいろいろあるだろうけど、という注釈つきで。
映画は画面の中に「ある世界をつくりだす」。
漫画は画面を切り取るというフィルターをかませる性質上、
「ある世界をどう見るか」が描かれる。
そして、わたしにとってそれは「世界をわたしがどう見るか」という問題です。
(だから、漫画原作のアニメって根本的に矛盾をはらんでいるワケ。まー今のアニメってほとんど記号の羅列の確認作業ですけど。それもネットワーク上での。)
どこまでも無力で、届かなくて、ちょっと寂しくて、だけれどちょっとだけキラキラしている、
ここからはそういうものが見える、
そういう漫画を、描きたいんだ。
にゃーっ