通り雨に降られるあの人
美容室に入るのが怖いです(あいさつ)
イエスタデイをうたって9巻を読みました。
本屋さんに並んでいるのを見つけて一瞬時間がふっとんだのかと思いました。
8巻が出たのが今確認してみたところ2012年7月ですから、ちょうど1年のスパンで新刊が出たのですね。
冬目さんにしては働きすぎではないでしょうか。
なんだか心配になってしまいますが新刊が出たことはとてもうれしいことです。
前回で新しい人が二人も登場したり葛原さんのお話も広げようとしたりしてどう収集つけるつもりかと思いましたが、今巻を見る限りではそれぞれが落ち着くところに落ち着くのかな、という印象でした。
まあ魚住クンはごにょごにょですがなんとかなるんではないでしょうか。
個人的には彼が(最初はちょっと違いましたが今では)一番賢くて優しいと思っていますので、損をするとしたら彼かなあ、と思っていますが、なんとかなりそうではありますね。
賢いと優しいはあるところでは同義だと思っておりますし、そういう人はひとりでもやっていけるもの、というか、色々な人のことを考えてひとりを選ぶものなのです。
まあ、なにはともあれ私としては柚原さんが再登場して超興奮したのでそれだけで大満足です。
しかし、ここで彼女を出すということがなにか意味のあることなのかちょっと読みかねますが。
オムニバスの道をまた一本増やしたかっただけなのか、榀子センセイの話に何か影響するのか、これからのお楽しみですね。
加えて、今巻は各話ごとに榀子センセイとハルちゃんの扉絵が描いてあって、なんだかとっても力が入っています。
やっぱり働きすぎではないでしょうか、と心配になってしまいます。
絵柄自体もちょっと新しい方向に実験している感じがします。
表紙も今までとは色づかいと雰囲気が違っていますよね。
変わろうとしている、新しい方向に進んでいる作家さんの姿を感じられるというのも漫画を読んでいて興奮する時間であります。
今回も、素敵な時間をありがとうございました。
のんこ21歳は、柚原さんと魚住クンの仲を応援しています。
にゃー