2013年10月12日
商業、戦い、生きる。
1対1で飲みにいくと、気をつかわずにごはんが食べられるのが良いですね(あいさつ)
ミュシャの画集を本屋でぱらぱらとめくり、衝動的に購入しました。
ミュシャの名前だけはレイホウさんのところの記事で名前があがっていることがあって、知っていたのですが、それ以外はまったくの無知。そもそも画集なんて普段見ないですし。最近たかみち画集を買ったのと、たまたま聞いたことのある名前だったので手にとってみたっといういきさつでした。
それで、眺めてみて、それはそれは衝撃的で。
一目見て、これは、漫画だ。っと思いました。
商業的で、記号的で、パターン化されていて、女の子で。
あまりに品性の無い言い方をしてしまえば擬人化ですが、これは、圧倒的にパワーと信念を持って描かれた、女性です。先にあるものは、モノではなくて、女性です。あくまでわたしの感想、ひとりよがりな想像ですが。そもそも鑑賞というのはひとりよがりなものなのです。
芸術という観念で守られた世界よりも、漫画という既にできあがっている枠組の中よりも、よっぽど切実に、商業の世界で戦うパワーと、信念が、ここにはあります。
良いものが見られて、よかったです。得がたい日でした。こういうことがあるから、生きた意味がある、っと思えるものです。
のんこ21歳は、絵画教室にでも通ってみようかしらん、っと思っています。
にゃー