【2015年9月の日記】
あいねくらいねぽっぷむじーく。
いちじくジャムとMAGENTA(あいさつ
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村上春樹さんの意味がなければスイングはないを読んでいます。っということで最近聴いた音楽(ぇ
●MAGENTA/Liz Triangle
ベスト盤。ベストはベストという価値くらいしかありませんが、3人のコメントが読めるのは良いです。
●インモータルフィロソフィー/Liz Triangle
村上春樹曰く「結局のところ、リズムのある歌謡曲」であるところの現代日本ポップミュージックです。それはその通り。でも、私たちはそれで育ってきてしまったのです。クラシックとジャズの深みを楽しめたらさぞかし素晴らしいでしょう。だけれども、私が経験的にぶつかってきたものは、このポップミュージックなのです。「好むと好まざるに関わらず」。そもそも、ロック的な現状からの乾いた叫びや主張を音楽にのせるのには、我々はあまりに幸福すぎるのです。誤解のある言い方をすれば、この日本に貧困で困っている人間なんぞいないのです。「リズムのある歌謡曲」。みんなで歌うための歌詞。歌詞を歌っているだけ。結局、そういう制度の中に生まれついてしまった。そこから一歩でも踏み出そうと、「リズムしかない歌謡曲」として音楽に戻ろうと悪あがきしている魂を少なくともLiz Triangleからは感じます。タイトルチューンのインモータルフィロソフィーがさすが。
●PIANO QUINTET SUITE/大西順子
●Fragile/大西順子
ジャズをいくつか(無理して)聴いてみましたが、大西順子さんのピアノはパワフルでその先の人間が見える感じがして聴き続けていられるようになりました。私の感覚と知識ではそれ以上の何かはジャズに関して言えません(ぁあ
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カープの勝率は収束してきましたね。
にゃー。
インプットアウトプット(アフタヌーン10月号感想
アールヌーヴォー風賭博シミュレーション(あいさつ
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今月のアフタヌーン感想。
フラジャイル。それでも宮崎センセは岸センセを選ぶのでしょう。
大きく振りかぶって。ファッ!?アオリがコーチ松笑
ネオ寄生獣。尾田センセかと思いましたね(すっとぼけ
花井沢町ふんたら。良いです。変にブラックな回描かなくていいと思いますけれど、描かずにはいられないのだと推測しています。
げんしけ。(これはげんしけんではなくてもはやげんしけです)。せめてアナログで描いて昔の抜群だった線を見せてほしいです。
スパイの家。最終回。良かったです。連載を通じてシリアス調の中でテンポ良くはさんでくるギャグがツボでした。お疲れ様です。
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TOHOシネマズで上映している午前十時の映画祭を観てきました。今回はショーシャンクの空に。
刑務所の中という限定された舞台ゆえに焦点の定まった登場人物たち(シンプルに、おもだっているのは二人)。「必死で死ぬか、必死で生きるか」
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最近読んだ本
●マンガの描き方/手塚治虫
●はじマン/ほったゆみ
●荒木飛呂彦の漫画術/荒木飛呂彦
手塚さんは基本の基本を、ほったさんはなんでもいいから描いていいんだよ、ということを、荒木さんはストイックな「黄金の姿勢」を教えてくれます。
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映画を観に行ったついでにゲーセン行きましたが2D格闘がなくて撤退しました。完全なる素人ですけれど!ですけれど!
にゃー。
イエスタデイ・ネバー・ノウズ。
イエスタデイをうたってが完結しました(あいさつ
18年の連載だそうです(お、おう・・・
わたしは21歳の高校生の頃、家を離れた街で下宿をしていたのですが、そこの下宿の2階(わたしの部屋は1階でした)に上がったところに小さな本棚が置かれていて、そこにはいくつかの漫画が置かれていました。その中にあったのがイエスタデイをうたって。青年誌の漫画というものにわたしが触れたのはそれが初めてだったように思います。他にはめぞん一刻とか兎(野性の闘牌ね)とかがあった。思えばイエスタデイのぐだぐだっぷりを暗示するかのようなめぞん一刻との取り合わせですね笑 (兎もいまだに続いている・・ 初期の頃はものっそい好きだったんですけれどね)
その本棚に並んでいたのは4巻まで。わたしがイエスタデイで好きなのも4巻くらいまでです。イエスタデイの根元にあったのは男女の友情はなりたつのか?っとか恋愛うんぬんっとかではなくって、何かになりたくって、でもまだ何者にもなれなくって、そういうところでぐるぐるとちょっぴり後ろ向きにもがいている人たちの葛藤であったと思います(少なくともリクオが正社員になるまでは)。浪クンの予備校時代とか、そこでの桐島さんだとか、湊だとか、柚原サン(初回登場時)だとか、リクオの同窓会での同期との会話だとか、父親に会いにいくハルだとか、それがわたしにとってのイエスタデイだったし、「ジャンプ的漫画」以外に触れた始まりでした。
その後はご存知のとおりぐだぐだな流れではありましたが、それでも、イエスタデイはわたしにとっての「最初の好きな漫画」です(まあー正確には魔法陣グルグルとかもありましたが意味合いが違いますよね笑 いや、あれはあれで素晴らしい作品ですが)。
この最終11巻を読んで手放しで褒める人はいないでしょう。ネットでレビューを見るまでもありません。けれどもわたしにとってはそんなことはどうでもよくって、これを読んで思うのは、冬目さんが18年前に設定したテーマ(「出だしの」テーマ)にもう一度、ある意味では今更、当時の自分とともに向き合って終わらせるという決して楽ではない、っというか絶対にやりたくない作業をやり通したんだ、っということです。
これは、とっても立派なことだと思います。
これから先、冬目さんが新しいものを見つけた姿を見せてくれるのか、のんこ21歳は、応援しながら見届けていこうと思います。
1巻:1999年3月24日発売
2巻:2000年4月24日発売
3巻:2002年2月24日発売
4巻:2004年7月21日発売
5巻:2007年4月19日発売
6巻:2008年11月19日発売
7巻:2010年11月19日発売
8巻:2012年7月19日発売
9巻:2013年7月19日発売
10巻:2014年5月19日発売
11巻:2015年9月18日発売
(wikipedia調べ)
なんだかなつかしいですね。
にゃー。
ラムベースのファッション。
今日左のボトム履いてる人10人くらい見ました(あいさつ
10年後になっても「今時は~」っとか言っている、にわりに大金をかけます。
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「オーセンティック」(この単語を覚えたのは最近です)なバーに行きました。モヒート。バーで試されているのは客なのか、バーテンダーなのか。日曜の夜だとすいていて良いです。おすすめ。1000円引きのクーポンがwebで手に入るんだけれど一人で行くのに毎回持っていくものではない気がしています。
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最近読んだ漫画。
●娚の一生/西炯子
●西炯子のこんなん出ましたけど、見る?/西炯子
線がきれいです。こんなに線がきれいだと思ったのはげんしけん以来。これはデジタルでは・・まあそのうち出せるようになるのかもしれませんが、っというか既に出せるでしょうが、こういうタッチを出すためにわざわざデジタル原稿にしている人はいないでしょうね。アナログ原稿って大好きです。線の味がどうこうだからっというだけではなくって、いろいろ思うところがあるのですが、それは今は置いておきましょう。
西炯子のこんなん~。とても良いです。漫画を描いている。描かれた漫画を読んでいる。っという実感が確かにここにはある。
娚の一生。もうけっこう前に大ヒットした作品ですが、ヒットしたことが単なる流行りだったのではないと納得できる作品です。ただし最後の3巻は駄作。描き手の都合でそれまでの世界観におけるルールをやぶった事件を起こすことは読み手に対する甘えだと思います。2巻までは文句無し。素晴らしい。
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うまくいく方向へ。
にゃー。